弁当

高校時代、母に弁当を作ってもらっていました。

毎朝手作りの弁当を持たせてくれた母も、毎日仕事です。

お小遣いも5,000円貰ってました。

なんと、贅沢なんでしょうか?

テニスウェアを買ったり、時には母が(身体が)辛くて「今日は学食で済ませてくれるか?」といった時のためのお小遣いでした。

しかし、当然の如くキッチリ使い果たし、翌月にはまたお小遣いをもらいます。

そんな生活ですから、高校一年生の時に買ってもらったテニスラケットを買い替えることも出来ず、当時は悶々としておりました。自ら働くこともしないのに。

バイトを始めてそれは一変し、お小遣いをもらうことを拒否し、当時好きだったビヨンボルグのモデルラケットを買いました。

そして、「弁当を作らなくても、自分のお金で学食で食べるからいい」と弁当も遠慮しました。

バイトのお蔭で、自由な買い物ができる状態を手に入れたのです。

しかし、同時に母の手作り弁当を手放しました。

いまだに、忘れられない大好物の弁当メニューがあります。

牛肉のバラ肉をしょうがで甘辛く焼いたものです。

弁当箱の蓋を開けた時に、そのメニューが見えた瞬間に、心ときめくくらいの好物です。

未だにその味が忘れられません。

その話を未だにします。

それが、私のおふくろの味だからです。

皆さんは、どんなおふくろの味をお持ちなんでしょうか?

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