入社式

昭和56年3月16日、シャープ株式会社の高卒対象の入社式が八尾工場でありました。

その日に備え、母が貯金してくれていたお年玉の出番です。

スーツの購入です。

たぶん足らなかったと思います。

小・中学生の頃、父から「お金貸してくれるか?」と聞かれ、「うん、ええよ。」と

答えた事が数回あると、おぼろげに記憶しています。

スーツ購入代金は、おそらく母が補填してくれたんでしょう。

当時、39,800円くらいだったでしょうか?

高いものではなく、当時は最低ランクだったと思います。

難波のそごうさんで、2着買いました。

ネクタイやカッターシャツなど、30年以上前ですから相当な出費です。

それから、14年後の私が32歳で結婚する時に、初めて知りました。

私の郵便貯金があることを!

母が、「実はあんたの貯金があんねん。」と、父のいないときに耳打ちしてくれました。

金額はよく覚えていませんが、約7万円くらいだったと、記憶しています。

就職前に買ったスーツ代は、(母は言いませんが)おそらく母が自ら貯金してくれていた

ものと初めて気付きます。結婚後しばらくして印鑑と一緒に送ってくれました。

私が高校を卒業するまで、一心不乱に働いて、中学でテニス部に入った時もラケットを

買ってくれて、尚且つ、スーツまで買ってくれて・・・。

私ときたら、就職後は遊びほうけていたのに・・・。

話を元に戻します。随分脱線しました(^_^;)

約550名くらいの入社式です。

今にすれば多いですね!大学生を合わせると約1500名の入社です。

多少の緊張はありましたが、意外にあっけなく(何も考えていなかっただけ)終わり、

報告がてら、バイト先の魚屋さんに立ち寄りました。自慢のスーツ着て。

バイト先のオジサン連中は、私のスーツ姿を見て、「スーツが歩いとるみたいやなー」と

言うと、パートの和田さんが、「何ゆうてんのん!似合うてるよ。」と一喝。

店長と談笑していると、和田さんが「おめでとう!頑張りや!」と言って、エンジ色の

ネクタイをプレゼントしてくださいました。

今、31年が過ぎ、この文章を書きながら、涙が湧いてきました。

近頃涙腺が締まりがなくて・・・(^_^;)

改めてバイト先の皆様に感謝すると共に、最敬礼です。

高校2年生の秋から働き始めた魚屋さんが、今の私の原点であると思います。

 

人生を分けるとしたら、大きく3つに分けることが出来ると思います。

仮に、保護教育時代(~20歳前後)/自立仕事時代(~60歳)/ハッピーエンジョイ

時代(60歳~)としましょう。

今私は、第2の自立仕事時代を、起業という形で歩き始めました。

人に係わる仕事を生業として、多くの皆さんが成長するお手伝いを頑張ります。

私の人生は、4つに分かれました。

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