目的意識

最近、若い人の持つ感覚に嘆く先輩や上司の方々の声をよく聴きます。

「言葉づかいを知らない。」「タメ口をきく。」「若者言葉を連発する。」

「ちょっと叱ると、落ち込む。」「逆切れする。」「投げやりになる。」

「自分の持論を展開する。」「やる前に、業務内容について評論する。」

数え上げればキリがありません。

 

若者だけが悪いわけではないような気がします。

教えられていない。目的を理解していない。と考えることが出来ると思います。

そして、新卒だけかというと、ベテラン社員も目的を理解していない人がいます。

 

新卒を鍛える前にやることがあります。

それは、目的意識の植え付けです。

ある程度の順序があります。

1.人生は仕事と私生活に分けられる。そして、仕事は収入であり私生活は支出である。

2.仕事も同じである。売り上げは収入で、コストは支出である。

3.ご利用いただくお客様がいて初めて、私達従業員の所得が生まれる。

4.お客様は、対価を支払って、会社が提供する商品/サービスを得る。

5.会社は、報酬を支払って、従業員から労働力を得る

6.従業員は、お客様に感動を提供して、「ありがとう」の言葉を得る。

7.したがって、お客様に感動いただくことが、収入が増える手段である。

8.自由競争の社会の中で、永続的な発展をすることが、企業の目的である。

それが、結果として社会貢献になり、従業員の幸せに繋がる。

9.そして、企業の目標は、社会的価値/顧客価値/従業員価値の最大化である。

10.3つの企業価値を上げる為には、売り上げの拡大とコストの最小化である。

11.コストの最小化の為に、従業員の能力を高める必要がある。

12.従業員の目的は、仕事を通じて成長し、成果を最大化すること。

それが、所得増に繋がり、豊かな人生の源泉になるのである。

 

世の中が変わり、情報が氾濫して、お客様自身が容易に情報収集出来る環境に

なっている中で、お客様の価値観も変化していく。

お客様の価値観の変化と共に、提供する商品/サービスも変化する。

企業が成長するためには、従業員の成長が不可欠である。

 

大きく3つに纏めると、

◆豊かな人生を送るために、仕事を通じて自らの知識/能力/経験を高める。

 成長は、自分自身のためである!

◆お客様にとって、企業の存在価値を高めるために、お客様を向いて仕事をする。

 仕事は、お客様のための仕事である!

◆企業の永続的な発展のために、お客様に感動を与えるのである。

 企業の発展は、お客様の感動に比例する!

この事をしっかり認識させ、経営理念を念頭に置いた業務を実行させるのである。

あとは、具体例を示しながら好ましい状態を説明すれば、先輩や上司にとって

好ましい戦力が育つのである。

 

そして、好ましい部下の状態がが分かり、実践できる部下が、良い上司になるのである。

好ましくない部下は、上司にすらなれないどころか、企業にとってはお荷物である。

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